こんにちは。双子持ちパパです。
よくエネファームのキャッチコピーに「エネファームを導入すると1年間の光熱費が〇〇円安くなる」と書いていますよね。
実は、この光熱費が安くなる理由には、エネファームを導入した時に選択できる料金プランが密接に関係しています。
これは言い方を変えると、エネファームを導入するだけでは、キャッチコピーに書かれているほどの光熱費の削減の恩恵を受けることはできないということです。
そして、その恩恵を受けるためには、料金プランの特徴をしっかり理解しておくことが必要不可欠ということになります。
そこで今回は、以下の内容について紹介したいと思います。
- 大阪ガスのエネファーム設置時の料金プランの特徴
- 我が家の1年間の光熱費の結果に対しての考察
- エネファームを検討するにあたり重要なこと
また、知っているかたも多いと思いますが、エネファームを設置すると、発電して余った電力を、我が家であれば、大阪ガスが買い取ってくれるサービスがあります。
そして、その買取額を年一回、一年分の買取額を入金してくれる案内が先日届きましたので、この買取額に関しても、紹介していきたいと思います。
この記事の目次
4人家族の光熱費使用状況
まず、光熱費は、使用状況によって、大きく変わってくるので、4人家族の我が家(夫婦 + 3歳双子)でのガスや電気の主な使用用途を簡単に記載しておきます。
- お風呂(毎日お湯を貯める、秋冬は浴室暖房使用)
- ガス温水床暖房(冬の朝晩に常時使用)
- テレビ(2台 ※1台はポータブル)
- 電球及び蛍光灯はすべてLED
- 冷蔵庫
- ウォーターサーバー(常時)
- エアコン(夏、冬に常時使用)
- 洗濯(毎日、冬は洗濯物の乾燥にガス温水浴室乾燥使用)
- 料理
「大阪ガス」エネファームの料金プランの特徴を紹介!
我が家では、大阪ガスのtypeSというエネファームを使用しています。
エネファームを使用するとガスおよび電気の料金プランは、一般料金プランとは別の料金プランを使用することになります。
それぞれの料金プランを一般の料金プランと比較しながら特徴を説明します。
「大阪ガス」エネファームのガス料金プランの特徴
エネファームを使用すると、「マイホーム発電プラン」を使用することになり、一般料金プランと比べるとこんな特徴があります。
「マイホーム発電プラン」特徴
- 基準単位料金は一般料金プランと比べ、約30%安く、オプション割引を使用するとさらに安くなる。
- 夏期(4~11月)と冬季(12~3月)で料金プランが異なり、夏季が安い(基本料金が約2000円違う)
一般料金プラン
ここでは、マイホーム発電プランにおける夏季と冬季にそれぞれ該当する月における料金プランを載せています。
※我が家がよく利用する料金表をオレンジにしています。
(大阪ガスHPの大阪ガス:プレスリリース 発表年●2019年から一部抜粋)
マイホーム発電プラン
(大阪ガスHPのGAS得プラン マイホーム発電料金/大阪ガスから一部抜粋)
また、エネファームと併せて使用されているガス機器の組み合わせによって、マイホーム発電料金をさらに割引するオプション割引があります。
オプション割引
※我が家で使用している組み合わせを黄色にしています。
「大阪ガス」エネファームの電気料金プランの特徴
エネファームを使用すると、「家庭用ガス発電プラン」を使用することになり、一般料金プランと比べるとこんな特徴があります。
「家庭用ガス発電プラン」特徴
一般料金プランの中でも一番お得なプラン(ベースプランA-G)と同じ料金となっているため、特に特徴なし。
では、それぞれのプラン詳細を載せておきます。
一般料金プラン(ベースプランA-G)
※我が家がよく利用する料金表をオレンジにしています。
(大阪ガスHPのベースプランA-G - 大阪ガスの電気/大阪ガスから一部抜粋)
家庭用ガス発電プラン
※我が家がよく利用する料金表をオレンジにしています。
(大阪ガスHPの家庭用ガス発電プラン - 大阪ガスの電気/大阪ガスから一部抜粋)
エネファーム使用で使用電気量は減るので、その分、安い単価で電気を使用することはできるよね。
1年間のエネファーム光熱費と余剰電力買取額
ここからは、実際にエネファームを使用している我が家の1年間の光熱費と余剰電力買取額を元に説明していきます。
なお、この記事内で使用している光熱費等のデータは、大阪ガスが無料で提供しているマイ大阪ガスのサービスを使用して得られたデータを使用しています。
興味のあるかたは、この記事を参考にしてみてください。
料金プランも説明したところで、我が家の1年間のエネファーム光熱費と売電額を見てみます。
もう少し詳しく説明お願いします。
夏季のエネファーム光熱費
エネファーム夏季、光熱費特徴
- 夏は意外と光熱費が安い
常時エアコンを使用しているものの、お風呂や料理以外はガスは使用していない。
そのため、エネファームの発電によるガスの使用がメインであったと推定される。 - 春は意外と光熱費が高い
春はエアコンの使用時間は減ったものの、寒い日には床暖房やお風呂時の浴室暖房を使用。
その分、エネファームによる発電時のガス使用と合わせ、夏よりガスの使用量が増え結果的に光熱費が高くなったと推定される。
冬季のエネファーム光熱費
エネファーム冬季、光熱費特徴
- 冬季はガスの基本料金が高い
冬季の料金プランは夏季に比べて高い(特に基本料金)。
実際、今年の2月と5月の使用量は同じ(162m3)にも関わらず、2月の方が2000円以上高い。 - 冬は使用するガス機器も多く、光熱費が高い
冬は朝晩の床暖房、洗濯物を乾かすために浴室乾燥、お風呂時の浴室暖房と使用するガス機器も多く、さらにエアコンも朝晩は常時使用している。
特に浴室暖房・乾燥は、ガスだけでなく電気も使用するため、エネファームの発電だけでは電気が足りなくなる。足りない分を大阪ガスから電気を供給してもらうため、電気代も高くなっている。よって、ガス・電気共に使用量も上がり、光熱費が高くなったと推定される。
エネファームをやっててよかったこと
一年の光熱費が〇〇パーセント安くなったからやってよかったとか言えればいいのですが我が家の場合、エネファーム付きの建売一軒家を購入しました。
そのため、エネファームを導入したことにより、どれだけ安くなったということは、分かりません。
しかし、エネファームをやってほんとによかったと思うことがあります。
それは、無駄な電気は使わないようになったことです。
エネファームを設置すると、エネファームのモニターをリビング等に設置してくれます。
設置するエネファームによってモニターは多少異なりますが、我が家のモニターでは下のような情報を見ることが出来ます。
これにより、私たち夫婦もモニターを見る習慣ができ、自分たちが思ってた以上に電気を使用していた場合などは、原因を考えたりすることも多くなりました。
エネファームを検討にするにあたり重要なこと
最後に、エネファームを検討するにあたって、重要だと思ったことを書いておきます。
シミュレーションに関しては、導入を検討しているエネファームを提供しているガス会社のサイトでは必ずできると思うので、それを有効活用することが重要です。
下記を理解した上で現在のガスや電気の使用方法および今後の使用方法では、どれくらいのメリットがあるのかシミュレーションしておくこと。
- エネファーム導入時の料金プランの特徴を理解しておく。
- 料金プランに対する割引(大阪ガスにおけるオプション割引みたいなもの)がある場合、その条件を理解しておく。